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ご挨拶

 この度、白鳥町国際交流協会の三島勲前会長の後を引き継ぎ会長に就任させて頂きました。本職に対しましては改めて責任の重さを痛感し、会員のみなさまのご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。白鳥町国際交流協会が平成4年に設立され、歴代会長や会員の方々が展開して参りました事業を継承しつつ、より良い方向に変えていきたいと思います。
 郡上市においても、国際化の波が来ています。国際結婚により在住外国人の家族が増え、交流協会の活動も様変わりしてまいりました。生活に必要な情報の伝達や漢字やひらがななどの日本語の勉強会などの開催、また、文化の違いから起きるトラブル等についても話し合っていきたいと思います。
 今後も増えるであろう外国人の為にも協会の役割も重要になってまいります。郡上市の国際交流に少しでも貢献出来ますよう、会員の皆様、さらには郡上市民の皆様にもご協力をよろしくお願いしたいと思います。
 簡単ではございますが、新任のご挨拶とさせていただきます。

郡上市国際交流推進協議会白鳥町国際交流協会 金山 久明

20周年を迎えて

 平成4年に白鳥町に国際交流協会が設立されました。設立当時はまだまだ外国人が珍しかった時代でした。当初はホームステイ受け入れ事業と派遣事業が主な活動でしたが、20年の流れの中活動も変わってきました。
 郡上市も定住外国人が増加し多文化共生社会になりつつあり、日本人と外国人が共に理解し尊重出来る地域づくりが大切であると思います。
 白鳥町国際交流協会では在住外国人、郡上に嫁いだ方など対象に日本語教室や、ふれあい交流会、ボウリング大会などを行い、交流を深めています。その他にも、ネイチャーランのエイドの設営や、グローバル白鳥の発行、インターネットでの情報発信やミニ講演会などを行っています。また、世界各地での災害時には、少しでも援助になればと思い募金活動をしています。小さい事ではありますが、草の根交流となり、今回の東日本大震災の時には世界136ヶ国より日本に援助がありました。こうした事が絆になっていくのではないでしょうか。
 今後この活動が長く続き、さらなる国際交流に貢献が出来るように協会を発展させていきたいと願っています。
これまでの活動に関わって下さった多くの皆様、関係各位の方々に深く感謝お礼申し上げます。今後共よりいっそうのご指導、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、お礼のご挨拶といたします。ありがとうございました。

沿革

 以前から云われ続けてきた事ですが、「このまま、地上に棲む人々が浪費し続ければ人類は21世紀中に滅びるだろう」と云われてきた事が益々、現実味を帯びてきました。地球の温暖化問題、急激な砂漠化、農地、森林の現象等です。化石燃料を大量に商議する産業革命に始まり特に1950年代からの科学技術の進展と共に人口爆発が起こり、全世界的に便利さ、物質的豊かさ快適さを希求した結果であります。私たちを育んでくれた美しい自然環境を後世に遺してゆく事が務めであったはずですが、いつの間にか戦陣の教えを忘れてしまっていました。
 もはや、解決の方法はそれぞれの人の価値観の転換しかあり得ません。今まで私たちが固く正義と信じてきた経済優先、科学万能、エゴイズムを世界中の人とともに見直さなければ成らない時期になっていると云えます。
この重大な問題に対しても私たちは近隣の諸国の人たちと共に、この極東(極西である欧米の人達が名付けた)地域において、お互いに手を携えて歩んでゆきたいと考えています。
 私たちはすぐ隣の国である中国内モンゴルを訪問し自然の中で自然を匠に利用して生きている遊牧民と交流しました。しかしながら現実は彼らにとって、とても厳しいモノでした。中国領の少数民族であるモンゴル人は今、開放経済政策と漢族支配による定住化制作により家畜を増加させた結果、又、漢族農民による耕地化により草原の砂漠化がものすごい勢いで進行していました。日本にも黄砂としてやって来ます。その上、漢化制作を押し付けられ民族の文化とも云える言語さえも奪われようとしています。
 この地域は嘗て日本人が「五族共栄」とか「王道楽土」とかを掲げ侵略し現地の豪漢を問わず多くの人々に多大の犠牲と拭いがたい怨恨を残し今日に至る所でもあります。
 私達、日本人はモンゴル人を父(遺伝学的)とし、漢民族を母(文化)としています。中国は近年、驚異的な発展を遂げていますがその範囲は大都市、沿岸部に限られ、内陸部では失業、貧困が依然として蔓延し、格差は広がっています。特に嘗ての草原の主であった遊牧民は大変な困難に直面しています。一人前になった子供が困っている親を助ける事は当然であります。彼らの自然を大切にする 生き方を学びながら、彼らを勇気附けて、これからの極東と云われる地域の若者が胸襟を開いておつきあい出来る環境づくりが当会の使命と考えています。

①留学生の支援活動。特に環境・文化を学ぶ経済的に困難な学生を支援する事によって地球環境をずいぶん先になるが少しでも改善したい
②現地視察活動・「草原の旅」を実施し、現状を知って頂く。
③文化交流活動・ご当地の文化の紹介
④図書館の運営活動・現在フフホト市のNPO法人上遊会が解説した図書館は交通の便も悪く手狭であるので、移転拡充する。

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